auからUQモバイルへの乗り換えは、申し込み・SIMの受け取り・回線切り替え・初期設定の4ステップで終わります。UQモバイルはauと同じKDDIのブランドなので、MNP予約番号の発行が不要で、事務手数料や解約金も執筆時点ではかかりません。この記事では手順を順番に追いながら、回線切り替えの時間帯やauメールの期限など、つまずきやすい点もまとめました。
auからUQモバイルへの乗り換え手順の全体像
auからUQモバイルへの乗り換えは、一般的な他社への乗り換えより工程が少なくなっています。他社へ移る場合は、今の携帯会社でMNP予約番号を発行し、新しい会社でその番号を入力する流れが必要でした。au・UQモバイル間の移動は同じ会社の中でブランドを変える扱いのため、この工程が省かれています。全体の流れを先に把握しておくと、途中で迷わずに済みます。
番号移行とMNPの違い
au・UQモバイル・povo1.0の間での移動は「番号移行」と呼ばれ、他社へのMNP転出とは別の手続きとして扱われます。UQモバイルの申し込み画面で「auから乗りかえ」を選び、au IDでログインすれば、契約者情報が自動で引き継がれる仕組みです。電話番号はそのまま使えるので、家族や取引先への連絡も必要ありません。
- MNP予約番号の発行は不要
- au IDでログインすると契約者情報が引き継がれる
- 電話番号はそのまま使える
かかる費用と所要時間
執筆時点では、auからUQモバイルへの番号移行にかかる事務手数料は0円です。他社から申し込む場合の3,850円がかからない点は、auユーザーならではの利点です。auの解約金やMNP転出手数料もかかりません。eSIMなら申し込みから最短1時間ほど、SIMカードでも郵送の数日を待てば、切り替え自体は30分前後で完了します。
| 項目 | auから乗り換える場合 | 他社から乗り換える場合 |
|---|---|---|
| MNP予約番号 | 不要 | 必要(ワンストップ方式なら不要) |
| 契約事務手数料 | 0円 | 3,850円(Web) |
| auの解約金 | 0円 | 0円 |
| 回線切り替えの所要時間 | 30分前後が目安 | 30分〜1時間前後が目安 |
料金や手数料は変わる可能性があるため、申し込む前にUQモバイル公式サイトで最新の条件を確認してください。
乗り換えでスマホ代がいくら下がるか試算してみる
固定費削減シミュレーターを使う →auからUQモバイルへ乗り換える前の準備
手続き自体はシンプルでも、準備を飛ばすと開通後に「スマホが使えない」「割引が消えた」といったトラブルにつながります。確認しておきたいのは、今のスマホがUQモバイルで使えるかどうかと、auで付けている割引やオプションがどうなるかの2点です。申し込みの前に、10分ほど時間を取って済ませておきましょう。ここを押さえておけば、手続き当日に迷う場面はほとんどありません。
端末の対応状況とSIMロック
auで買ったスマホの多くは、UQモバイルでもそのまま使えます。2021年10月以降に発売された端末は原則としてSIMロックがかかっておらず、それ以前のau端末もiPhone 8以降など多くの機種はロック解除なしで動きます。ただし古い機種は対象外のこともあるため、UQモバイル公式の「動作確認端末一覧」で機種名を検索しておくと安心です。
- UQモバイルの動作確認端末一覧で機種を検索する
- eSIMにする場合は端末がeSIM対応か確認する
- 写真やLINEのトーク履歴はバックアップを取っておく
auの割引とオプションの確認
auで適用されていた家族割やauスマートバリューは、UQモバイルでは別の割引に組み直しになります。UQモバイルには自宅のネット回線や電気とのセットで最大1,100円引きになる「自宅セット割」があり、auスマートバリューを使っていた人はこちらへの移行が基本です。有料オプションもそのまま引き継がれないことがあるため、My auで加入中のものを書き出しておきましょう。
My auの「ご契約内容」画面をスクリーンショットで残しておくと、乗り換え後に割引やオプションの付け漏れを見つけやすくなります。
auからUQモバイルへ乗り換える手順4ステップ
ここからはオンラインで手続きする場合の流れを、4つのステップに分けて説明します。auショップやUQスポットの店頭でも手続きできますが、オンラインなら待ち時間がなく、事務手数料も0円です。必要なものはau IDとパスワード、連絡用のメールアドレス、支払いに使うクレジットカードか口座情報の3つです。事前にそろえておけば、申し込みは15分ほどで終わります。
STEP1 オンラインで申し込む
UQモバイル公式サイトの申し込みページで「auから乗りかえ」を選び、au IDでログインします。契約者情報は自動で読み込まれるので、あとはプランとSIMの種類(SIMカードかeSIM)を選び、支払い方法を登録すれば申し込みは完了です。本人確認書類を求められる場合に備え、運転免許証などを手元に置いておくとスムーズです。
STEP2 SIMを受け取る
SIMカードを選んだ場合は、申し込みから数日で自宅に届きます。この時点ではまだauの回線が使えるので、慌てて差し替える必要はありません。eSIMを選んだ場合は郵送を待たずに、メールで届く案内に沿ってプロファイルをダウンロードする流れになり、STEP3までその日のうちに進められます。受け取ったSIMの台紙は開通まで捨てずに保管してください。
STEP3 回線を切り替える
SIMが届いたら、案内に沿って「回線切り替え」を行います。auオンラインショップの注文履歴を開き、UQモバイルのタブで注文番号とパスワードを入力して「回線を切り替える」を押すだけです。切り替えが終わるとauの回線は止まり、UQモバイルの回線に移ります。数十分ほど電話やデータ通信が使えない時間があるので、急ぎの連絡がない時間帯を選びましょう。
STEP4 初期設定と動作確認
回線が切り替わったら、スマホの電源を切ってSIMカードを差し替えます。iPhoneはSIMを入れるだけで設定が完了することが多く、Androidは機種によってAPN設定が必要です。最後に、通話料無料の発信テスト用番号「111」へ電話をかけ、Wi-Fiを切った状態でWebページが開けるかも試しておけば、開通の確認は終わりです。
auからUQモバイルの回線切り替えで注意したい点
乗り換えでいちばん迷いやすいのが、回線切り替えのタイミングです。受付時間が決まっているうえ、切り替えをしないまま放置すると自動で切り替わる仕組みもあります。料金の締め日との関係もあわせて押さえておくと、請求額で損をせずに済みます。どちらも事前に知っておけば防げる内容なので、順番に確認していきましょう。
受付時間と自動切り替え
auからの回線切り替えは、執筆時点では7時〜23時15分と、翌1時〜2時15分に受け付けています。受付時間外に操作した場合は、翌日の受付開始後に処理される点に注意してください。また、SIMの出荷日から7日を過ぎても切り替えないと、自動で切り替わる仕組みがあります。SIMが届いたら早めに作業しましょう。
月末と月初の切り替えタイミング
auからUQモバイルへの番号移行では、au側の料金が日割りになるかどうかは契約中のプランによって異なります。日割りにならないプランの場合、月の途中で移るとauの月額を満額払ったうえでUQモバイルの料金も発生します。迷ったら、My auで締め日と日割りの扱いを確認してから日程を決めるのが確実です。UQモバイル側は初月の料金が日割りになるのが一般的です。
月末ギリギリの申し込みは、SIMの配送が翌月にずれ込んで思わぬ二重払いになることがあります。SIMカードで申し込むなら、切り替えたい日の1週間前には手続きを始めておくと余裕を持てます。
auからUQモバイルに乗り換えた後の料金目安
乗り換え後の料金は、プランの選び方と割引の組み合わせで大きく変わります。UQモバイルの主なプランは、使った量で料金が変わる「トクトクプラン2」と、10分かけ放題込みの「コミコミプランバリュー」の2つです。どちらが安くなるかは、毎月のデータ量と通話の頻度で決まります。au時代の請求明細で、直近3か月のデータ使用量と通話料を見ておくと選びやすくなります。
UQモバイルのプランの選び方
自宅の光回線や電気をセットにできるなら、トクトクプラン2に自宅セット割を組み合わせると安くなります。5GB以下の月は2,948円になり、自宅セット割とau PAYカードお支払い割を足すと1,628円まで下がります。一方、セット割を使わず電話もよくかける人は、コミコミプランバリューのほうが手間なく割安です。料金は執筆時点の税込目安です。
| プラン | データ容量 | 月額(割引前) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| トクトクプラン2 | 30GB(5GB以下で1,100円引き) | 4,048円(5GB以下なら2,948円) | 自宅セット割を使える人 |
| コミコミプランバリュー | 35GB+10分かけ放題 | 3,828円 | セット割なしで通話もする人 |
投稿データで見るUQモバイルの実額
となりのインフラに投稿された241件の構成のうち、スマホにUQモバイルを選んでいる投稿は24件ありました。1回線あたりに直した実額の平均は2,050円で、全投稿のスマホ代平均2,128円とほぼ同じ水準です。単身5件の平均は1,414円、2人暮らし12件は2,003円、ファミリー7件は2,586円で、最安は大分県の単身世帯の1,060円でした。
- UQモバイルの投稿は241件中24件
- 平均月額は2,050円(単身1,414円・2人暮らし2,003円・ファミリー2,586円)
- 最安は単身世帯の1,060円、最高は2回線まとめての3,960円
UQモバイルを月1,100円で使っている単身の構成を見る
この構成をまねする →auからUQモバイルへの乗り換えで失敗しやすい点
手順どおりに進めても、乗り換え後に気づいて慌てるケースがいくつかあります。特に多いのが、auのメールアドレスと端末代の支払いに関するものです。どちらも乗り換え前に知っていれば防げるので、申し込みの前に確認しておいてください。あわせて、auからの番号移行ではキャンペーンの対象条件も見落としやすいポイントです。
auメール持ち運びの申込期限
UQモバイルに移ると、@au.comや@ezweb.ne.jpのメールアドレスはそのままでは使えなくなります。引き続き使いたい場合は「auメール持ち運び」を申し込めば、月330円で維持できます。ただし申し込みはauの解約から31日以内に限られ、期限を過ぎるとアドレスは戻りません。銀行や通販サイトの登録メールは、先に別のアドレスへ変更しておくと安心です。
端末の分割残債とスマホトクするプログラム
auで買ったスマホの分割払いが残っていても、UQモバイルへの乗り換えは可能です。残りの支払いはそのまま分割で続けられ、一括で払う必要はありません。スマホトクするプログラムに加入している場合も、乗り換え後に決められた時期に端末を返却すれば、残債の免除を受けられます。返却時期や条件はプログラムの内容によるため、My auで確認しておきましょう。
au・UQモバイル間の番号移行は、UQモバイルの「他社からの乗り換え」向けキャンペーンの対象外になることが多い点にも注意が必要です。au PAY残高還元などの特典を期待している人は、条件ページで対象者を確認してください。
みんながどのスマホ会社を使っているか見てみる
投稿一覧を見る →auからUQモバイルへの乗り換えに関するよくある質問
最後に、auからUQモバイルへの乗り換えで質問の多い点をまとめました。電話番号やアプリの引き継ぎ、通信品質など、乗り換え前に気になるポイントに答えています。回答は執筆時点の情報をもとにしており、条件は今後変わる可能性がある点にご注意ください。ここにない細かい条件は、au公式のよくあるご質問も参考にしてください。
LINEやアプリはそのまま使えますか
同じスマホを使い続ける場合、SIMを差し替えるだけなのでLINEやほかのアプリのデータはそのまま残ります。電話番号も変わらないため、LINEの再認証も基本的には不要です。ただし乗り換えと同時に機種変更をする場合は、LINEのトーク履歴を事前にバックアップし、新しい端末で引き継ぎ操作をする必要があります。
通信速度は遅くなりますか
UQモバイルはauと同じKDDIの回線を使っているため、エリアはauとほぼ変わりません。昼休みなど混雑する時間帯も速度が落ちにくいと評価されており、格安SIMの中では安定しています。ただし、データ容量を使い切った後は最大1Mbps程度の速度制限がかかるため、動画をよく見る人はプランの容量に余裕を持たせておくと安心です。
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キャンペーンを見る →まとめ
auからUQモバイルへの乗り換えは、MNP予約番号が不要で、執筆時点では事務手数料も0円です。流れは、端末と割引を確認してからオンラインで申し込み、SIMを受け取って回線を切り替え、初期設定をすれば完了です。回線切り替えの受付時間とauメール持ち運びの31日という期限だけは、忘れずに押さえておいてください。
投稿データでは、UQモバイルを使っている人のスマホ代は平均で月2,050円でした。プランや割引の条件は変わることがあるため、最終的な料金はUQモバイルの公式サイトで確認したうえで手続きを進めてください。